拍手のお礼&帰省中のこと

長い留守中にポチっと拍手下さったお客様、ありがとうございます。
そして、帰省から戻ってきた晩に10連打も(!!)下さったお客様…
「おかえりなさい!」とハグされたみたいに嬉しかったです~。
(喜びのあまり思わず、きもいことを申し上げてすみませぬ…)
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以下、管理人のきわめて個人的なつぶやきです。
身近な人の介護を手伝うようになって、初めて知ったことなど。
(まだまだ色々と勉強不足です)


今年のお盆休みもほぼ毎日、母方の祖母の介護をしに、老健へ通った。
諸々の事情により、日頃は殆ど母1人でそれをこなしているので、少しでもその負担を軽減するため、お盆と年末年始の休みの間は私と交替している。とはいえ母がしているあれこれに比べれば、
期間限定要員の自分に出来る事など、ごく僅かに限られるのだが。
ある友人に「施設に預けてるのに、家族が毎日通う必要があるの?」と
尋ねられた。そこで、入所者数のわりに職員さんの数が少なく、
入所者1人1人に対して、最低限のケアをしてもらうだけで精一杯という
現状などを話した。
(施設によりけりかもしれないが、私の見た限りそんな現状が伺える。)
車椅子での移動しか出来ない場合でも、本人が自分の意志で動けて話が出来る状態ならば、家族が毎日欠かさず様子を見に行くまでもないのだろう。しかし“要介護5”に認定された祖母のように、動けない・話せない・食べられない (飲み込めない) 状態だと、欲求や苦痛を人に直接伝えられず、ナースコールを自分で押す事も出来ない。
そして寝たきりとはいえ、常日頃から手足など体の随所を動かしてあげるリハビリを続けなければ、完全に筋肉や関節が固まって動かない体になってしまう。そうなると悲惨だ。
排泄や入浴等の世話を職員さんにして頂く際、当然ながら体を動かすことになるが、固まった体を無理に動かそうとすると激痛を伴うらしい。
そういう気の毒なお年寄りをこれまでに何人も見ている、
と母から聞いた。
他にも、本人の傍で気を配ってあげなければならないことは山ほどある。
(介護以外では、誰かが突然お見舞いに来てくれた時に付添の身内がいないと不都合だろう。本人は応対したくても出来ないのだから…)
毎日のリハビリも含め、四六時中つきっきりのお世話を老健の職員さんに求めるわけにいかないので、家族の協力が必要になる。それでも在宅介護のハードさに比べたら、身内としては大助かりな事には違いない。
(職員さんは本当に大変だと思う。重労働のわりに待遇は良くないと聞く。だから余計になり手が少なく、慢性的に人手不足とか。何とかしろ行政。)
祖母の場合は週に2日、療法士の先生がやってきて本格的なリハビリを行うことになっている。母による毎日のベッド上リハビリの甲斐あってか、「寝たきりの方で、こんなに体の柔らかい方は初めて!」と、大抵の先生は感心するという。地道な努力の積み重ねの大切さが改めてわかる。


そういう事情云々を友人に打ち明けたところ、
「そんな状態になってまで生きていたくないなあ…」と
しみじみ呟く友人の言葉を聞き、無性に悲しくなった。
恐らく、祖母自身が一番そう感じているに違いない。
元気だった頃は、お喋りが好きで人付き合いが好きで、手先が器用で
何でも作れて、人にしてもらうよりもしてあげることが大好きだった祖母
なのに。脳梗塞で倒れて以来何年もの間、家にも帰れないまま
あちこちの病院や施設を転々とさせられている(※)。
口から食事を摂れないため、美味しい物を食べる楽しみも奪われた。
毎日どんなに寂しいだろう。
話したいこと、たくさんあるだろうに。家にも帰りたいだろうに。
人様の助けなしに生きられなくなった身を嘆いているのか、
言葉がないまま、悲しそうに声を上げて泣く祖母を何度も見た。

※)在宅生活復帰をめざしている老人保健施設は、3ヶ月の入所期限がある。事情によっては1年ぐらいに延長してもらえる場合もあるが、
入所期限が迫る前に、次の受け入れ先を探して毎回奔走する母は大変だ。
いっそウチで引き取って在宅介護を…とまで母は考えたそうだが
(もともと母は外へ嫁に出た人だから、祖母とは同居していない)
「それではあなたがいずれ倒れてしまうだろうから、お勧め出来ない」と
ケアマネージャーさんに止められたという。私も同感。
生涯いられる特別養護老人ホームに入れれば安心なんだろうけど、高い費用がかかる上、部屋の空きがなくて何年も順番待ちをせねばならないと聞く。
施設を移って環境が変わることは、単調な生活に刺激が加わり、
考えようによっては本人に良いこと?なのかもしれないが…
何とかしろ行政。
だいたい入所期限3ヶ月なんて数字、どっから出てきたわけ?
そんな僅かぽっちの期間で在宅生活復帰??出来るわけないやん。
同じような立場のお年寄りが大勢いて、回転良くしなきゃならないんだ
ろうけどね…それはわかるんだけどもさ…。

でも決して、寝ているだけで何も出来ない人になったわけじゃない。
と、祖母に言いたい。
私は生まれた時から、祖母にはとても可愛がられたにも関わらず、
恩返しらしい恩返しを何一つしてこなかった情けない孫である。
地元を遠く離れてからは尚更だ。
母を少しでも助けるための期間限定要員ではあるが、何より、祖母から
貴重なおばあちゃん孝行の時間を与えてもらったと思っている。
それは自分本位で身勝手な思い込みに過ぎないかもしれないけれど。
「おばあちゃん、起きてる?今日も来たよー」とベッド脇で声をかけた時
祖母が見せてくれる笑顔に、私は幸せをもらっている。
だから、人の助けなしには生きられない体になったとしても、
それはおばあちゃんの所為じゃないし、ちっとも恥ずかしいことでも
情けないことでもない。いつでも頑張ってる、おばあちゃんは偉いよ。
今までたくさんのことを人にしてあげたんだから、
これからは存分に人に助けてもらっていいんだよ!
おばあちゃんが少しでも「こんな状態になってまで生きていたくない」
なんて思わずにすむよう、出来る限りのことをしたいと思ってます。
・・・出来ること、本当に少ないけどもね・・・うーんうーん;


気持ちを整理するために書き出してみた。
目から汁が出て止まらなくなりそうなので、このへんでやめよう。
元気なおじいちゃん・おばあちゃん・ご両親がいらっしゃる人は、
どうか大切にして下さい。
親子で殺し合いなんて論外。絶対にしちゃだめだよ。

クマニワ
母宅の柱に貼られていた身長計 (甥っ子用) の絵。
これでもかってぐらいなごむー…特に左は、肥えたクーマっぽいぞ。
そういえば母は、甥っ子 (母から見て孫) 用に激カワなチェブラーシカ
のショルダーポーチを買ってきていたけど、「チェブラーシカ」という
キャラ名をちゃんと覚えられたんだろうか?
「えーとチェブ…なんやったっけ?」と、時間をおいて何度も私に
聞き直してたけど。

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